コンテンツ戦略論①言われたキーワードをまんま対策する状態から抜け出す方法

想定読者:戦略ベースでコンテンツマーケティングを考えたい人
読了予測:3分20秒

世に出回っているSEO・コンテンツマーケティングの記事は、トレンドやテクニカル的な内容がほとんどで、戦略ベースの内容が少なく、

「内容はわかったけれど、実際にどう手を動かして良いかわからない」という人は多いかと思います

SEO・コンテンツマーケティングの難しいところは、他の施策に比べると成果が出るまで時間がかかる点です。体感的に6ヶ月から1年、最低30本以上の記事は欲しいかなという所感なので、

戦略がないまま施策を始めると、効果が出ない期間、上司から「めっちゃ詰められる」ことが予想されます。

だからこそ、しっかり戦略を立て、効果が出ない間に関係者にしっかりとした説明をすることが重要になって来ると思います。

私はSEO・コンテンツマーケティングの会社に2年勤務しているのですが、2年も働いていると自分なりのロジックが出来上がってきます。

アウトプットの練習の意味でも、コンテンツマーケティングの戦略部分に関する話をして、お役に立てればと思います。

(シリーズが続くように頑張りたいですが…)

私の失敗エピソード:言われたキーワードを鵜呑みにする

私がコンテンツマーケティングを始めた当初は、ほんとクライアントの言うことを鵜呑みにしていたレベル感でした。

例えば、クライアントに「●●のキーワードで順位を上げたい」と言われたら、言われるがままにそれしか考えないみたいな。

ちゃんと調査してみると、検索回数が少な過ぎたり、キーワードの特性上、コンテンツを作ったとしても上がらなかったり、クライアントの言われるがままに施策をやろうとする感じでした。

また、自分でアフィリエイトを始めた時も、行き当たりばったりのキーワード選定で、戦略がないため、長続きしない・・・すぐにキーワードが枯渇するといった状態になってしまいました。

ここ1年で自分でブログを始めたり、アフィリエイトやライター業を始めることで、自分で記事を書いてみる機会が増えました。

当事者意識が強まり、戦略ベースでSEO・コンテンツマーケティングを考えやすくなりましたので、今回はそこで学んだやり方を紹介します。

キーワードが商材全体でどこに位置するのか整理する

今回は「パーソナルトレーニング」を例にしてコンテンツ戦略を考えていきます。

パーソナルトレーニングとは、RIZAPに代表されるように専属のトレーナーをつけることで、食事やトレーニングを徹底管理し、確実に結果を出すことにコミットするものです。

クライアントに「パーソナルトレーニングで順位を上げたい」と言われたら、

いきなりパーソナルトレーニングの検索回数を調べたり、順位状況をチェックするのではなく、まずは商材全体でどこに位置するのか整理していきます。

(自分が知らない商材を担当することになったら私は必ずやってます。)

(いつもは紙の上でガーっと書き出すのですが、今回はツールでまとめてます)

最初に「パーソナルトレーニング」を中心に置いて、自分で調べるなりして、商材理解を深めていきます。

パーソナルトレーニングは、痩せたい、ムキムキになりたいなどの目的があって、それを実現するための「運動・食事・生活習慣」の中の運動に該当して、運動の中でも、1人でジムに通うよりもガチ目なトレーニングになる・・・といったように整理していきます。

これを書き出すだけで、パーソナルトレーニング以外にも食事、生活習慣、ボディメイク、体幹トレーニングなどのコンテンツを用意できると言うことに気づくはずです。

自分で調べながら整理していっても良いのですが、できればクライアントにヒアリングしながら整理すると良いです。

ポイントしては、この整理する作業をクライアントと話し合うことで「こういうコンテンツってSEOがどうだとか言う以前に、いずれは必要になって来るよね」となって場が温まるとなお良いです。

(ちなみにややテクニカル的な話ですが、SEOにおける最重要項目の一つ「パンくず」も考えやすくなります。)

キーワードごとに優先順位をつけていく

一通りどのような情報が必要なのか可視化できたところで、ここでは検索エンジンからえられたデータをもとに優先順位をつけいていく方法を紹介します。

(検索エンジンじゃなくても、SNS、動画、アンケートデータなどなんでも良いです)

キーワードごとに総検索回数、ページ数、トップ10キーワードを出します。

「総検索回数」は、例えば「パーソナルトレーニングジム」でサジェストワード(パーソナルトレーニングジムとセットで検索されているワード)を調べ、出てきたキーワードをキーワードプランナーで検索回数を出し、足したものです。

「ページ数」は、自社サイトの中で「パーソナルトレーニングジム」に関するコンテンツの数です。

「トップ10キーワード」はGRCなどで関係するキーワードがTOP10以内に何個入っているかの数です。

優先順位のつけ方①総検索回数

(↑プライベートで作ったものでパーソナルトレーニングではないのですが…)

総検索回数とは、いわば市場規模みたいなもんです。検索回数が多いと言うことは、それだけ市場が大きいので、優先的に対策していくのも一つの手です。

例えば、ボディメイクの総検索回数が40,490回なのに対し、インターバルトレーニングは13,030回しかありません。なので、ユーザーニーズはボディメイクの方が大きいので、そこから対策していくみたいな感じです。

またここにページ数を加えることで、「検索回数に対してページ数が足りていない」と言うことも分かります。

追記:Googleトレンドを使って今後伸びてきそうなコンテンツ・キーワードで対策するのも一つの手です。

優先順位のつけ方②:競合順位

GRCなどを使って、ビジネス上の競合企業の順位状況がどうなっているのか分析します。

さらに先ほど紹介した総検索回数を組み合わせることで「総検索回数が多いわりに競合が取れていないキーワード」が分かり、「先行者利益の確保」のチャンスになります。

優先順位のつけ方③:YMYL領域

「パーソナルトレーニング」のコンテンツは用意するとして、食事・生活習慣のコンテンツもあるといいなと考える人もいるかと思います。

しかしながら、検索エンジンからの集客を考えた時にYMYLの領域は難易度が高いです。

検索エンジンは、いのちやお金に関する情報に関しては厳しく見てます。(検索エンジンの情報を信じて死んじゃったり、破産したら、信用にかかわるので)

なので、それだけしっかりとしたコンテンツを用意する必要が出てくるため、難易度が高く、意図的に優先順位を下げると言う考え方もあります。

ここまで3つ紹介してきましたが、正解はありません。

クライアントや関係者と一緒に決めていくことが重要で、大事なのは自分なりのロジックや戦略を説明できるかどうかです。

この説明ができれば、「この戦略がうまくいかなかったら違う戦略をとってみよう」と言う風に次の一手が考えやすくなり、行き当たりばったりのコンテンツ作成が減るのではないかと思います。

まとめ

今回の話をまとめると、キーワードを元にユーザーが知りたいと思う情報を網羅的に整理する。そして、その情報をどのような優先順位で伝えていくかと言う話でした。

コンテンツマーケティングと聞くと、手段やテクニクカルな話になりがちですが、戦略設計においては、商材知識が重要です。

手段のことばかり考えるのではなく、商材理解も同じくらい時間を割くことが大事だと、身をもって体感しました。

次回は、コンテンツやキーワードの優先順位がつけられたら、どう言う順番で記事を作っていけば良いのか、ビッグワード、ロングテールなどの話をしたいと思います。

今回の記事に興味を持っていただけたら、Twitterのフォローをお願いします。コンテンツマーケティングやSEOの話もたまにつぶやくので、お役に立てるかと思います。

@naonori0925

また、個人でもコンテンツの戦略設計、キーワード選定、ライティング、レポーティングを1人でトータルサポートしています。興味があればTwitterからDMもらえればと思います。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。
(3500文字程度の長さになるとは思ってませんでした。)

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